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ガンバレ日本 ガンバレ北京!

『時の人』の県民性

女子マラソンの中村友梨香さんは兵庫県出身

 

イラスト:中村友梨香土佐礼子、野口みずきさんと共に、北京オリンピック女子マラソン日本代表選手に選出された中村友梨香さんは、京都府福知山市生まれ。2、3歳頃に、お父さんの仕事の都合で兵庫県西宮市に転居。兵庫県立西宮高校を卒業して天満屋に入社。3月の名古屋国際女子マラソンでは、初マラソンで、高橋尚子さんや高校の先輩であり、かつ陸上部の先輩でもある坂本直子さんら有力選手を抑え、2時間25分51秒のタイムでマラソン初優勝を果たしました。

中村さんは生まれは京都府ですが、育ちは兵庫県なので、出身地は兵庫県になります。実は、兵庫県の人は「どこから来たの?」とか「出身は?」と聞かれると、「兵庫県です」と答える人は少なく、「神戸」「姫路」などと地域名で答えるのが特徴です。(神奈川県人も同様。静岡県もそんな傾向がありますね)これは、地域ごとの意識が強いことと、地域により気質が異なるためなのです。兵庫は瀬戸内側と日本海側、さらに昔の国ごとに気質は異なります。摂津(神戸〈垂水、西区以外〉、西宮、宝塚、尼崎など県東部)の人は積極的で理知的。女性は洗練されていてセンスもよく、好奇心旺盛で流行にも敏感です。何事にもこだわりのある個性的な人が多く、プライドが高く自己主張も強い傾向があります。

名古屋で、中村さんが、自ら仕掛けて勝ちに行ったのは、プライドの高さと自己主張の強さの表れではないかと思います。マラソンのようなスポーツでは強い精神力が必要なのでしょうね。北京オリンピックでも活躍してくれるはずです。頑張って!

『時の人』の県民性

北島康介選手。金メダル頼むぞ!

イラスト:北島康介

日本競泳界のエース北島康介選手。先日の日本選手権の200メートル平泳ぎでは2分8秒84の日本新記録で、見事に北京オリンピック出場を決めました。

北島康介選手は生まれも育ちも東京都荒川区。いわゆる下町の出身です。東京23区は大きく、山手と下町に分けられます。下町には江戸っ子気質が今でも残っていて、クールに見えますが、意外に人情に厚く人を信用します。行動力もありますが、気持ちの切り替えが上手。さらに、下町、山手に共通するのはプライドが高いこと。北島選手には、北京でも金メダルの期待がかかりますが、ライバルの米ブレンダン・ハンセン選手の持つ世界記録は2分8秒50。わずかに0秒34の差ですが、「完璧に力を出されたら、今は実力差がある。僕が力をつけるだけ」と言っているように、逆転は容易ではありません。しかし、オリンピックのような大きな大会では、プレッシャーに負けて本来の実力が発揮できない選手が多く(日本人選手だけではなく外国人選手も)、持ちタイムだけでは勝負がつかないもの。

東京の男性は、プライドが高いこともあって、プレッシャーに強いのが特徴。なんたってタレント輩出率NO.1地域であり、テレビ局のアナウンサーの数もダントツのトップ(人口あたり)なのです。タレントやアナウンサーといえば、スポットライトを浴びる職業。つまり、東京の人は注目されるのが好きなのです。

水着問題の危惧がありますが、北島康介選手は、みんなが注目すればするほど力を発揮するタイプなのですから、期待がかかりますね。ガンバレ!北島康介選手。

『時の人』の県民性

ガンバレ「なでしこジャパン」。ガンバレ澤穂希(ほまれ)選手!

イラスト:澤穂希

いよいよ今月は北京オリンピック。8月8日の開会式に先駆けて8月6日には、女子サッカーが始まります。

なでしこジャパンの初戦の相手はニュージーランド。キックオフは現地時間17時です。なでしこジャパンが入ったグループGには、過去3大会で2度の優勝と1度の準優勝を誇るアメリカ、シドニーオリンピック金メダルのノルウェー、ここ数年急成長を遂げているニュージーランドがいます。強豪揃いですが、男子に比べると、女子の方がメダル獲得の可能性が高い気がします。

なでしこジャパンの中心選手といえば、澤穂希選手。中学生のころに読売サッカークラブ女子・ベレーザに入団すると13試合5得点と活躍。のちにアメリカのプロリーグ「WUSA」にも所属しました。

澤さんは東京都多摩(府中市)の出身。多摩出身の女性は明るく元気でおおらか。細かいことなど気にせず深刻に悩むことはありませんし、23区の人に比べのんびりした人が多いようです。気さくで物腰や態度も柔らかく、穏和で包容力があり協調性も充分。誰とでも合わせることが出来るので、一人でするよりスポーツよりチームスポーツ向き。見た目より控えめで、堅実で、出しゃばることもないし、一言多いこともありません。頭の回転も速く、落ち着いていて感情的な行動も少ないですし、持続力もあります。

澤さんはゴールが多く、ストライカーのイメージがありますが、司令塔として試合運びをコントロールする人。澤さんの性格は司令塔にピッタリなのです。メダル期待しています。ガンバレ!なでしこジャパン!

北京金メダル第1号 金メダルおめでとう。内柴正人さん

北京オリンピックの、日本人金メダル第一号は、男子柔道66kg級の内柴正人さんでした。

9歳で柔道を始め、中学時代から頭角を現し60kg級で活躍。アテネオリンピックでは66kg級で金メダルを獲得しました。そして、今回の北京オリンピックでは、柔道日本代表チームの主将に指名され、決勝戦でフランスの選手に一本勝ち(柔道で相手がタップするのも珍しい)しての五輪連覇は素晴らしいの一言です。

内柴さんは九州の熊本県出身。ご本人のブログによると、故郷は合志市(熊本市の北隣り)と阿蘇一宮町だそうです。熊本といえば、昔から、「肥後モッコス」。これは、偏屈で頑固で、融通がきかないという意味。男性は短気で、竹を割ったような「九州男児」のイメージそのもの。内柴さんの、常に攻め続けた姿勢は、まさに九州男児そのものでした。熊本の男性は保守的で新しいものに関心は薄かったですが、近年は意外に新しいもの好きに変わりつつあります。

内柴さんの得意技は巴投ですが、アテネ五輪においては、全ての試合をそれぞれ違う技で一本勝ちを収めるという珍しい記録を残したのも、新しいもの好きの一面だと思います。また、熊本の男性は、恥とかメンツにこだわる人が多いのが特徴ですが、長男の輝(ひかる)君から「パパはチャンピオンなのに勝てないの?」と言われて奮起したことが、今回の金メダル獲得の最大の原因ではないかと思います。
内柴正人さんおめでとう。金メダルありがとう。

矢野新一
No.1戦略研究所所長
昭和24年、東京生まれ横浜育ち。本業はマーケティングコンサルタントだが、県民性研究の第一人者でもある。最新刊は「なぜ、一番早く出社する人は出世するのか?」。
http://www2k.biglobe.ne.jp/~yano/

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