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特集

浜松発…地酒で乾杯!

写真:「新酒・初しぼり」

クリスマスシーズンにはシャンパンも良いけれど、日本人ならやっぱり日本酒! 二十歳になると、成人式の祝い・宴会・パーティー等々…に出席する機会が増えるもの。

年末・年始になれば忘年会・新年会と、まずはお酒で乾杯!ではないでしょうか?!ビール・ウイスキー・ワインなど…種類はたくさんありますが、やはり地元ならではのお酒って魅力ですよね。

歴史と伝統のある酒蔵

写真:天神蔵の日本酒

(株)浜松酒造は明治4年、中村家10代当主の中村五郎七氏が酒造店を創業しました。その後、昭和20年の浜松大空襲で灰塵に帰したものの、一棟だけ残った本蔵(明治40年代に建築)で酒造りに専心。地元で手軽に飲める地酒を造り続けて、間もなく創業140年になる酒蔵です。

昭和40年代、市内に十数件あった蔵元が次々に廃業していく中、昭和42年には浜松城にちなんで命名された一級酒ブランド「出世城」を発売。現会長の中村雄次さんは14代当主にあたり、平成7年に大吟醸「天神」を発売しました。

また、日本酒で培った知識と経験から、地ビールの醸造にも挑戦。平成10年には、明治蔵を生かした地酒と地ビールの酒蔵「天神蔵」を誕生させ、現在に至っています。

現社長の中村保雄氏は酒造業を始めて6代目にあたり、地酒の蔵元として受け継がれた伝統を次代に伝えるためにさらなる努力を続けています。

浜松地域ブランドやらまいか認定「出世城」

写真:日本酒「出世城」

南アルプスを源とする静岡の名水である天竜川の伏流水と、酒造好適米を主原料に「寒」の時期にこだわった仕込みの清酒。「あま・から・ぴん」の三拍子が揃ったお酒で、まろやかで旨く、飲み飽きしないと好評です。

元亀元年、三河から浜松に移り住んだ徳川家康は、浜松城を本城として天下人への道を開きました。その後も浜松城には有力大名が代々居城し、老中を多く輩出。人々から出世城と呼ばれ、縁起の良い名に因んで命名されました。

コラム

日本酒で美しく

昔から、酒造りに励む杜氏には、肌がきれいな人が多いと言われます。
また、お座敷でお酌をする芸子さんの手は、こぼれたお酒をすりこんですべすべとも言われています。それは、日本酒に保湿効果があり、メラニン色素の生成を阻害する働きがあるからだそう。 また、酒風呂や酒粕パックはアルコールが皮膚を外側から刺激。末梢血管を拡張して体熱を促進することで、新陳代謝を活発にしてくれるそうです。
※さっそく試してみたいところですが、アルコールに弱いあなたの場合は、うでの内側にちょっぴり付けて、パッチテストを試してからをおすすめします。

日本酒ができるまで

写真:酒造りの櫂入れ

  1. 酒造好適米を精米
  2. 白米を蒸して蒸米に麹菌を植えて麹を造る。水・麹・酵母を加えて酒母を造る。
  3. 酒母に麹・蒸し米・水を加えてもろみを造る。タンクで約20〜25日間、麹による唐化と酵母によるアルコール発酵を行わせる。
  4. 圧搾して液状部分を分離…酒粕
  5. ろ過して清澄にする
  6. 日本酒(生酒)…60〜65℃に加温して殺菌(生酒は火入れをしない)。
  7. 貯蔵(原)酒…通常アルコール分20%前後で貯蔵
  8. 調合…市販規格の日本酒に調整
  9. ビン詰…火入れ殺菌
※天神蔵では、事前に予約すれば清酒仕込み蔵で、3の状態が見学できます。希望者はお問い合わせを。

日本酒(特定名称酒)の種類

本醸造酒
精米歩合70%以下の白米、米麹、醸造アルコールと水を原料に造られた日本酒。醸造アルコールの使用には制限があり、使用した白米重量の10%を越えてはならないこととされている。
純米酒
白米、米麹と水が原料。いわば米だけで造った酒で、ふくよかで濃厚な味わい。
吟醸酒
酒造好適米を半分くらいに精米して造るぜいたくな日本酒。精米歩合60%以下の白米を用い、低温でゆっくり醗酵させ、かすの量を多くする方法で造られる。独特のフルーティな香りと端麗な味わいが特徴。
大吟醸酒
吟醸酒のうち、精米歩合50%以下の白米で造られた日本酒。最良の酒造好適米を使用。吟醸香が高く優雅で気品にあふれた風味は、日本酒の芸術品と言える。

それぞれの味わい

写真:全国新酒鑑評会金賞を受賞した日本酒

生酒
火入れを一切していない生のままの酒。芳醇なな香りと深い味わいを持つ。保管は冷蔵庫で。
生貯蔵酒
搾りたての日本酒をそのまま低温で貯蔵し、出荷時に一度だけ加熱(火入れ)される酒。
原酒
加水調整をされていないお酒。アルコール分はやや高めで、濃醇な味わい。
活性清酒
酵母が生きているもろみの入った生酒で、白く濁った白濁酒。

好みに合わせて

写真:試飲コーナー

種類豊富で、飲み方も冷やあり燗あり室温ありと様々な日本酒。「天神蔵では、試飲ができます。いろいろ試して、自分のお好みの酒、お好みの飲み方を見つけて楽しんでいただければ」と中村さん。「今の季節柄、鍋などに合わせて燗をつけるなら、本醸造酒がおすすめです」。

コラム

杉玉

写真:杉玉直径1mくらいの緑の球体が出現。これは昔からのしきたりで、初しぼりの新酒ができた案内で、今年も一年良い酒ができますようにとの願いをこめて入り口につるすのだそうです。
天神蔵では、球形の網に杉の葉を一本いっぽん差し込んで、蔵人が約2週間かけて作ります。

初しぼりを味見

写真:初しぼり新酒

というわけで…11月にできたばかりの純米酒「新酒・初しぼり」を味見!ワインでいえばボージョレ・ヌーヴォーにあたる、冬一番に造られたお酒だそう。

なるほど、あっさり、すっきりした味わいで女性でも飲みやすい!何だかポカポカしてきました〜。お酒の席が多くなる年末年始、美味しいお酒をお楽しみくださいね(※飲み過ぎ注意!)

取材協力

天神蔵 / 浜松酒造株式会社 専務取締役 中村淑さん
浜松市中区天神町3-57
[電話] 053-461-6145 [URL] http://www.tenjingura.com/

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