『初生の鐘』1周年記念交流ハイキング〜後編〜
竜ヶ石山をあとにし、通称「あじさい林道」を使い、交流会一行は、今度は
次の目的地「白橿(しらかし)の棚田」へ向かいました。
約40分、1.6km歩いて現地へ着くと、引佐町で農業をしておられる、
「里山元気もりもり隊」の皆さんに、熱い歓迎をうけました。
ここは昨年の春、山腹に廃田として残っていたものを、40年ぶりに復活させた
棚田で、初年度は、もち米・うるち米6俵(=約360kg)が収穫できたという
里山元気もりもり隊の皆さんの、自慢の土地です。

小野田支配人の話によれば、昔の人は、「白いかしの木」と「棚田」で「橿」の字が
生まれた、と言っていたのだとか。確かに、木へんに田んぼの田がありますね。


餅つきの準備がされている間、間伐材を使って昨年出来たばかりの「オープンデッキ」
でくつろぎながら、近くの果樹琳で採れた「甘夏」を食べて疲れを癒しました。


ここで、初生町北第三自治会の会長の紹介で登場したのが、樹齢数百年、素材は松、
江戸時代に作られたと言われる、重量は100kg以上の横綱級の木臼です。


この木臼でついた餅は、そんじょそこらの石臼でついたものとは、ひと味もふた味も
違うそうで、初生町の自治会の皆さんが、餅のつき方のお手本を示すと、子供たちは、
「僕もやってみたい!はやく、お餅食べたいよ!!」と逸る気持ちを抑えられない様子
でした。準備された1升5合のもち米をふかし、準備が整うと、大人も子供も一緒に
なって、3回に分けて餅をつきました。


つきたての餅は、昔、着物を洗って乾かすのに使った「張り板」と呼ばれる一枚板に
乗せられると、すばやく「餅とり粉」をまぶして、食べやすい大きさに千切られました。
地元で採れたヨモギを使った「草もち」や、辛味の大根をすりおろした、「おろし醤油餅」
の美味しかったこと!皆さん笑顔で頬張り、切なくなるほどお腹を満たしました。




もりもり隊の皆さんにお礼を述べて、この交流ハイキングも、いよいよエンディングを
迎えました。帰りの道中も、美しい花に目を奪われながら、元来た竜ヶ岩洞へと向かいます。


午前10時過ぎに集合して約5時間、全長6kmの道のりは、長いようであっという間
だった気がします。
ところで、竜ヶ岩洞の入り口付近で、針金細工を売っているおじさんを
見かけたことはありませんか?この人は別名「草笛おじさん」と呼ばれていて、実を言うと、
初生町の出身なんだそうです。「初生の鐘」設置のきっかけを作った人で、引佐町と初生町の
橋渡し的存在と言っても過言ではありません。ラストは、来年の再開を約束して、草笛で
「五月五日」と「浜松まつり」の進軍らっぱの曲を披露してくれました。


そして、昨年オープンした足水体験施設「ようきた洞」で、ほてった足をクールダウンさせ、
この日の全項目は終了しました。僕は、来年もまた参加・・・しようかな?


参考資料:北区版広報はままつ、静岡新聞、中日新聞
協力:初生町自治会の皆様、引佐町竜ヶ岩洞関係者の皆様、里山元気もりもり隊
By スマイルスタッフ 吉野
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