イア・ハートになる方法
昨日は第3回目の商売繁盛セミナーを開催しました。
熱心な方が60名、交流会にも30名の方が参加し、ファシリテーションを通じて有意義な交流ができたように思います。
さて昨日の講師は、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの酒井英之さん
テーマは「将来が見える会社・見えない会社」
右肩下がりの時代を生き抜く中小企業のあり方について講演していただきました。
右肩下がりの時代、日本の企業が生き抜く選択肢は4つ
1、伸び行く海外市場で生きる
A 今ある商品・サービスを新興国で売る
B 技術革新を果たし、欧米亜の全市場で勝負
2、国内市場で生きる
C 国内にも伸び行く市場で、シェア競争を勝ち抜く
D 縮み行く国内市場で生きる
大企業のほとんどは、リスクの少ないAを選択し、国内は縮小する傾向となっている
国内の場合Cは、例えば葬祭事業にイオンが進出しているように大企業に抑えられ、中小企業が進出するのは難しい。
おのずと中小企業はDで生き抜くことを選択せざるを得ない。
その場合に必要なことは他社と差別化してNO1となるものをもつこと。
総合的なNo1となるのが難しければ、特定の商品・市場・地域・業種でNo1となることで利益率を向上させるべきである。
大西洋を最初に飛行機で横断したのはリンドバーグであることは誰もが知っているが、2番目に横断したヒンドリーは実力はリンドバーグ以上だったが誰も彼のことを知らないし評価もしないように、一位の企業が競争のルールを作るので、後発企業は同じルール(土俵)で戦ってはいけない。
3番目に大西洋を横断したイア・ハートは女性であり、女性で初めてというリンドバーグとは別の評価で、今でも名声が残り映画などにも取り上げられている。
というように後発企業・3位以下の企業は、1位とは別のルール(土俵)で一位となるものをつくることが大切。
では貴方の会社がイア・ハートになる方法は?
ということから自社や商品の魅力を顧客視点で見つめなおす事の重要性を具体的な事例を交えて教えていただきましたが、当社に照らして、いくつかのヒントを得ることができました。
さて、消費者心理の変化についても、いくつかのデータを紹介していただきましたが、中でも驚いたのが、国民性研究の「一番大切だと思うもの」の調査で
90年代以降圧倒的に高いのが「家族」だということ
次に多かった、生命・健康、愛情・精神などが20%台なのに対し、家族は50%と飛びぬけて高くなっています。
単身世帯が増加する一方、家族が大切だという結果をどのように判断すればいいのでしょう?
その他にも、不況期であっても、食生活や住生活については8割の人が満足しているというデータも。
新たなビジネスチャンスのヒントはこうしたデータにあると感じた次第です。

